3月の頭に、健康診断(半日ドッグ)に出かけてきたのですが
その結果が、笑える(いや、笑えないな)くらいよろしくなくってね。
要再検査マークがあっちこっちにつきまくり(泣)。
仕事も忙しかったし、疲れきった状態で行ったせいもあったと思うけど
それにしても…よろしくないっ!
で、結果を持って、近くの内科医の先生のところへ。
あらためてあちこち診てもらったら、
「うーん 念のため、だけど。大腸内視鏡検査だけ、やっておく?」
ということになりまして…
自宅から近い、さらに大きな総合病院宛てに紹介状を書いてくださった訳なのです。
まず検査日を予約して、事前診療と説明。
やさしそうな女医センセで、ちょっと安心(*^^)
もともとこの病院を紹介してくださった先生も、
「内視鏡の腕はピカイチだし、やさしい女医さんだから怖くないよ!」とおっしゃっていたのよね。
そう言われて思ったけど、大腸内視鏡というと、怖いとか痛いとか…いろんな話を聞いたことあるなぁ。
でもここであんまり考えると怖くなっちゃうので。
あまり考えないようにしなきゃな。
そう思って、あえて心配はしないことにした。
ある意味それが大正解だったのだけど(^▽^;)
検査前夜(要するに昨日)は、うどんやおかゆなどの消化の良いものを、午後9時までに摂る。その後は水分以外絶食。寝る前に下剤を2錠。
ここまでは、わりと普通よね。
そして当日である今朝は、6時起床。
ここでいきなりの試練。
2時間かけて、2リットルの洗腸液を飲むのであります…
10分おきにコップ1杯飲めば、2時間で飲み終わる計算なのですが
これがね、この洗腸液ってやつが。
おそろしく ま ず い (泣)
美味しくないことくらい予測はつく(まぁ当たり前だわな 薬だから)けど、
そーいう問題じゃなく、まずい。うすい塩気と苦味、のどを通る時中途半端に甘い。
おいしく作れとは申しませんが、ここまでひどいともう「拷問」。
そもそも、朝っぱらからお茶でも水でも、2リットル飲むってそこそこ大変じゃない?
おまけにそれがまずかったら、ええ、もうどうよ!!!
泣きながら飲みました。最後のコップ一杯がどうしても飲めず、残しちゃったけど…
その間迫り来る腹痛とも適度に戦いつつ、病院へ行く時間の10時には、見事にお腹の中は空っぽになりました…
あの液のまずさを思えば、腹痛なんてなんてことなかったですよ、ええ。
病院に着いたら術着に着替えて、検査室へ。
痛みに強いかどうかを、事前に何度も質問されていたのだけれど
今までの人生の中で、痛いとされる注射や手術、検査において
私はいつも「痛みには強い方だね」と言われていたので
麻酔のお願いはしないことに決めていました。
(マンモグラフィーの時も、「強いね!」って感心されたもんなぁ。
私自身は痛かったのよ、じゅうぶんに)
緊張を解くお薬を注射され、頭がぼーっとなったところで検査開始。
さすがに身体の中にカメラが入ると、なんとも言えない違和感はあるものの、おおむね順調に入っているよね、と思われたその時。
激痛が私を襲ったのでした…(号泣)
切れる痛みでも刺さる痛みでもない、経験したことのない激痛。
お腹の奥で何かが動いてて、突き上げられるような感じ?
必死で我慢したけど、そのうち息ができなくなってきて
思わず「イタイっ」と声に出してしまった。
大腸の大きなカーブを曲がる時は、どうしても痛みが生じるらしく
特に私の腸はカーブがきついとのこと…
看護士さんも汗や涙を拭いてくれたり、背中をさすってくれたりして
励まされつつ、やっとカメラは盲腸付近に達したのでありました。
辛かったのはここまでで、あとはカメラを後退させながら、ゆっくり病変がないか調べていく作業に入ります。
なんとか気を取り直し、痛みから復活した(笑)ので、ここから検査が終わるまではモニターを見える位置に置いてもらって、自分の腸を見ながら、先生の解説付きでやってもらいました。
自分の腸内を見るなんて、もっっっちろん初めての経験!
ちょっぴり神秘的で、とても貴重な経験ができたと思います。
つらかったけど、検査受けてよかったかも。
この段階ではじめてそう思えました(^▽^;)
検査自体は、30分というところかな。
検査後、お薬の効き目がやわらぐまでベットで横になってから帰宅です。
ああ… マジでしんどかったよぅ(泣)。
検査の「痛み」ですが、これはもう個人差が激しいようで
「痛くもかゆくも、なーんともなかった」
と言う人もいれば、痛みで気絶する人もいるらしい(そんな人が麻酔を使うようです)。
もともと、病気の疑いがある人がする検査ですから、
こんなの一生経験しなくてもいいんですけれど
機会があったら、怖がらずチャレンジするのもいいかなって思います。
私?
いい経験ができたとは思っています。やっといてほんと良かったと思うけど。
でも、液がマズイから、もう嫌だ(´・д・`)
がんばって働いてる自分の腸を直接見る機会を得て、
自分自身のカラダ、大切にしてあげなくちゃ。
ヘンなもの食べて負担かけないようにしなくちゃな、と。
あらためて思うのでした!